田舎と都会の両方暮らし

東京自宅と茨城実家を行ったり来たりしています。長く続けた仕事も面倒くさい人間関係も、大好きだった酒も酒場も皆さよならしました。断酒して4年、色んな断捨離続けます。古く寂れた実家を片付けして、心安らぐ住まいへ再生中。都会と田舎の両方暮らしで過ごします。三人の息子は社会人になって家を出て、賑やかだった生活も今は妻と2人。静かな日々となりました。

懐かしの四ッ谷、思い出散策

木曜夜は砂田練習会。東宮御所3周10km。

練習会の開始時間は午後7時30分。
日もだいぶ長くなったので、練習前に四ッ谷を散策をしようと思い立つ。

29歳で結婚し、三栄町にある会社の四ッ谷アパートに8年間住んでいた。ここで長男、二男が生まれ育った。

仕事を早く切り上げ、6時前に四ッ谷駅に到着。

まずは「わかば」へ直行、たい焼きをゲット。
アンコがシッポまでたっぷり入った肉厚のたい焼きは、相変わらずバツグンに美味しかった。
住んでいる頃は毎週の様に食べていた。

次に、社宅だった四ッ谷アパート跡地へ。今は低層の高級マンションが建っている。記憶の一欠片も感じさせない荘厳な佇まいに変貌していた。古かったけど思い出たっぷりのレトロなアパートは、跡形も無かった。

そして三栄公園へ。長男が幼稚園児の時は殆ど毎日ここで遊んでいた。

カオル君っていう九官鳥をカゴに入れて抱えて公園を散歩していた近所のお婆さんに、長男の使わなくなったベビーカーをあげたのを思い出した。

お婆さん、たいそう喜んでくれて、いつも九官鳥のカゴをベビーカーに乗せて、押して散歩するようになった。もう20年も前の話だ。

何故、九官鳥にカオル君という名をつけたのか、お婆さんに聞いてみたかった。

最後に牛タン「忍」へ。このお店のタンもとても美味しかった。茹でタンと塩タンが最高。余りにも美味しすぎて夢に出てくる位だった。人気店でいつも行列だったが、今も相変わらず人気みたいだ。

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思い出散策は7時で切り上げ、塩湯で着替えて集合場所へ。

ランパンを忘れた仲間に、サイトウさんは自分のを脱いで貸してあげて、自分は普通のバミューダパンツで走った。
サイトウさん、いい人だな。気持ちがホッコリ。

予定通り7時40分スタート。

砂田さんの指示で、ワラーチのヤマモトさんを追走。ゆっくりスタートして徐々にペースを上げていくのがヤマモトさん。理想的なビルドアップの走り方だ。

一周目17分44秒、5:22/kmペース。二周目17分38秒、5:20/kmペースと、私にしてはちょっと速めだが、いい感じの走りだ。流石、ヤマモトさん。

三周目が勝負。更なるビルドアップを目指す。
ヤマモトさんがペースを上げ始めた。ジワジワと離される。踏ん張れず、私のペースが徐々に落ちる。

その時、ヤマモトさんが突然立ち止まる。少し走って再び立ち止まる。どうやらワラーチの紐が足に上手くフィットしてないようだ。

私との距離が急速に詰まる。ヤマモトさんの背中が近くなった。新たな目標ができて力が湧き上がる。

そしたらヤマモトさん、突然ワラーチを脱いでハダシで走り出した。なんてワイルドなんだ。
次第に力強い走りとなり、再びヤマモトさんの背中が遠のいていった。

三周目は18分19秒、5:32/kmペース。失速してしまった。上り坂のペースダウンがヒドかった。
またもやビルドアップに失敗。

通算53分40秒、5:25/kmペースだった。

今回は二周目まではビルドアップができた。私の走力からしてもそんなに無謀な突っ込みでは無かったと思う。

三周目にペースを上げられず、ペースダウンしてしまった原因をよく考えないと。

まさか直前に食べた、たい焼きと、四ッ谷散策が原因とは思えないが、アップがやや不足していたのかも知れない。睡眠時間や食事など体調管理は万全だったか。

めげずに次に繋げていこう。

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