田舎と都会の両方暮らし

東京自宅と茨城実家を行ったり来たりしています。長く続けた仕事も面倒くさい人間関係も、大好きだった酒も酒場も皆さよならしました。断酒して4年、色んな断捨離続けます。古く寂れた実家を片付けして、心安らぐ住まいへ再生中。都会と田舎の両方暮らしで過ごします。三人の息子は社会人になって家を出て、賑やかだった生活も今は妻と2人。静かな日々となりました。

真壁ひな祭り

真壁ひな祭り。
前夜の集いで気持ちが高ぶって、自宅に帰ってから余韻で夜更かし。やや睡眠不足で8時半に車で出発。
3年連続で真壁へ。

切り絵教室に参加。先生は中学同級の竹ぶっちゃん(竹蓋年男氏)。彼は真壁の街を切り絵で描く芸術家。
もちろん真壁ひな祭りも見事に描く。

デッサンは彼が毛筆で描いてくれて、私はカッターでひたすら切るだけ。それでもコツが飲みこめず戸惑ったが次第に楽しくなってきて、無心にカッターを動かした。

ランチは地元有名寿司店「すし兼」の限定ひな祭りちらし。すいとんのお椀も付いてバツグンに美味しかった。真壁は食事も楽しみの一つだ。

今回一番印象的だったのは、街の中心からやや離れた、創建1004年という気の遠くなる様な時を刻んだ「五所駒瀧神社」のお雛様。

真壁の街には約160箇所にお雛様が飾られているが、この神社に飾られたお雛様が一番好き、という声を何度となく聞いていたので是非訪れてみたかった。

神社の静寂さとお雛様の佇まいが心に残る。自分の昔の出来事を思い出させようとする空気が流れる。気持ちが和らいで、時が止まったような気がした。やはりここが一番ね、という訪れた人の声が聞こえた。私もそう思った。

もっと観たいところは沢山あったが実家の一人暮らしの母親から、何時に来るのとメールが入っていたので、4時ごろ切り上げて日立へ向かった。

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