田舎と都会の両方暮らし

東京自宅と茨城実家を行ったり来たりしています。長く続けた仕事も面倒くさい人間関係も、大好きだった酒も酒場も皆さよならしました。断酒して4年、色んな断捨離続けます。古く寂れた実家を片付けして、心安らぐ住まいへ再生中。都会と田舎の両方暮らしで過ごします。三人の息子は社会人になって家を出て、賑やかだった生活も今は妻と2人。静かな日々となりました。

三浦海岸&三浦大根

三浦国際市民マラソン
1万人が三浦海岸沿いを走る人気のハーフマラソン。念願の初参加。

自宅から会場まで2時間以上かかるので前泊も考えたが、それも面倒くさいので朝5時半の電車で向かう。電車内で読もうと思ってkindleを持参したが爆睡。荷物になっただけだった。

8時頃海辺に立つ。三浦海岸の展望が素晴らしい。
海は好きだ。私が生まれ育った町(日立)は海が近く、子供の頃の遊びと言えば水木海岸や河原子海岸での海水浴、日立港や大洗港での釣りだった。
海はノスタルジック。懐かしい気持ちになる。

本大会は「アップダウンの激しいコース」「海風が厳しく吹き付けるコース」と事前にネットで読んだが、まさしくその通りだった。

5キロ、10キロ、15キロ地点にけっこうな上り坂、他にも断続的なアップダウン、歩く人も多かった。

風もハンパなく、追い風もあったが、ほとんど強い向かい風が吹いていた。いわゆるドMな大会だ。

でもそれを補って余りある三浦海岸の展望、暖かい声援、地元の学生なのだろうが若いボランティアスタッフが一生懸命、おじさんスタッフも一生懸命、好感が持てる。

人気があるのがよくわかる。走力を鍛えるのに持ってこいの大会と前向きに捉えれば、こんな素晴らしい大会はない。

目標は5:30/kmだったが、今ひとつペースが上がらなかった。5分台は何とか維持したが、走り出しペースが今後の課題。ゆっくり入り過ぎて中々ペースを上げられない。アップ不足か。

上り坂が多いのは事前に知っていたので、歩かないで走り通すことを今回のもう一つの目標とした。それは達成できた。東宮御所練の成果か。

「上り坂は走っても歩いてもそんなに時間は変わらないので、無理して走るより歩いたほうが良いんだ」という声もあるが、どうなんだろう。

私は辛くても、ロードの上りは走れるうちは走りたい。そこは何となく譲れない一線だ。

完走賞はTシャツと三浦大根。大根はこの大会の目玉らしい。皆んな大根抱えて記念撮影、嬉しそう。

それにしても野菜高騰の折、1万本の大根を揃えるのは並大抵の苦労では済まなかったのではないか。
配布中断という選択肢もあったろうに。

主催者の心意気を感じた。

(おまけ)

帰宅後、二男と三男を連れて大黒湯へ。
今日の薬湯はチョコレート風呂。カカオバターが成分。店主のメッセージも掲げてあった。

「チョコレートで伝える愛の湯」

最近の銭湯は気合いが入っている。銭湯の興隆が町の興隆に繋がるとの使命感に燃えている。

店主の心意気を感じた。

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